2020年9月4日金曜日

秋の学会発表(オンライン開催)

 今月、当グループ関連で以下の諸会議にて研究成果を発表(予定)です。いずれもオンラインでの開催になります。

  • 電気学会A部門大会(9月1日~3日)
    • 寒川 雅之, 木藤 潤, 安部 隆: 「エラストマ埋込マイクロカンチレバー触覚センサの挙動と解析」
    • 金田 蓮, 安部 隆, 丹羽 英二, 寒川 雅之: 「高ゲージ率Cr-N薄膜及び設計改良によるMEMS触覚センサの感度向上」
  • 機械学会年次大会(9月13日~16日)
    • 小河原 周,安部 隆,寒川 雅之:「MEMS触覚センサを用いた皮膚診断のための力・色・温度の複合計測」
  • 応用物理学会
    • 小林 亮子, 澤村 正典, 山門 穂高, 寒川 雅之, 野田 実: 「リン脂質リポソーム固定化カンチレバーセンサを用いたパーキンソン病患者血清中αシヌクレインの検出」
  • 「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム(電気学会E部門大会)(10月26日~28日)
    • 髙橋 拓海, 安部 隆, 野間 春生, 寒川 雅之: 「エラストマ封止カンチレバー型触覚センサの繰返し耐久性評価」
    • 南部 泰生, 安部 隆, 寒川 雅之「把持状況検出のための工具把持部埋込触覚センサとその解析」
    • 恩田 尚隆, 安部 隆, 一色 眞誠, 留野 暁, 寒川 雅之: 「ガラスの温冷感評価のためのヒータ集積型MEMS触覚センサの作製」
  • 機械学会マイクロ・ナノ工学シンポジウム(10月26日~28日)
    • GONG LIQIANG, 高橋 春暁, 安部 隆, 神田 健介, 寒川 雅之「ひずみゲージ・圧電体薄膜集積触覚センサの検知部形状の設計・評価」
    • 本間 遼, 佐藤 淳喜, 安部 隆, 寒川 雅之: 「振動刺激と摩擦力を同時に提示可能な複合触覚ディスプレイの基礎検討」

論文掲載のお知らせ

電気学会論文誌Eの9月号に下記論文が掲載となりました。「将来のIoTに向けたセンサ・センシングシステム技術」特集号に投稿したもので、工具の把持部(グリップ)に触覚センサを設置して、把持状態を計測する研究に関するものです。熟練職人の手技のデータを計測することでその「見える化」やアーカイビングが可能になると考えています。

また、京都工芸繊維大学の野田先生と共同で研究を行っております、マイクロカンチレバーを用いたバイオセンサに関する論文が以下に掲載されました。こちらは、コレステロールを添加したリポソーム(人工脂質膜)を用いてアルツハイマー病の原因物質といわれるアミロイドβタンパク質の凝集・線維化過程の計測を行ったものです。蛍光観察に比べ、工学系が不要なことと、繊維化によりリポソームに作用するメカニカルな応力を反映した計測が可能なことが特長です。本論文では、コレステロール添加によりヒト血清中で100 pMオーダのアミロイドβを選択的に検知することを可能としました。


2020年7月10日金曜日

電気学会センサ・マイクロマシン部門総合研究会

去る7月6~7日にオンライン開催にて行われました令和2年度電気学会センサ・マイクロマシン部門総合研究会で、下記発表を行いました。Web会議システムを用いたオンラインでの口頭発表は初めてでしたが(発表者の学生はリアルも含めて初めてですが)、特に問題なく発表できたかと思います。なお、今年参加予定の学会はこの後もすべてオンラインでの開催が決定しています。オンラインはオンラインで良い面もあり、もちろん対面での発表の良さもあり、今後はそれぞれの良さを生かした新しい形になっていけば面白くなるのではと感じています。
  • 佐藤淳喜, 本間 遼, 安部 隆, 寒川雅之: "小型化・低電圧化に向けた絶縁樹脂薄膜静電触覚ディスプレイの基礎検討"
  • 河内彪博, 川田智晴, 岡田一志, 寒川雅之, 野間春生: "MEMS触覚センサの温度変化による出力信号のドリフト特性の考察"(立命館大学との共同研究発表)

2020年5月27日水曜日

最近の状況とRobomech2020での発表について

先週より3密などに十分に注意を払ったうえで、制限付きながら学生の研究活動が可能になりました。少しずつですが実験などを再開し、研究を進めてつつあります。

なお、本日よりオンライン開催されておりますロボティクス・メカトロニクス講演会(Robomech2020)で当グループから1件、共同研究先で2件の発表があります(Facebook上でのポスター発表)。参加される方は是非ご覧いただければ幸いです。


  • 1P2-N09 金田蓮、安部隆、寒川雅之:マイクロカンチレバーの設計改良によるMEMS触覚センサの感度向上
  • 2A1-P15 岡田一志、川田智晴、河内彪博、大井翔、松村耕平、寒川雅之、野間春生:端子部への負荷を軽減するFPCを用いたMEMS触覚センサの実装 (立命館大学との共同研究発表)
  • 2P1-D07 村山健、今村孝、水野研一、寒川雅之、三好孝典:遠隔内視鏡検査システムにおける力覚提示の基礎検討 (本学工学部知能情報システムプログラム 今村先生、医学部 水野先生、長岡技術科学大学 三好先生との共同研究)

2020年4月24日金曜日

論文掲載(Journal of Robotics and Mechatronics)

Journal of Robotics and Mechatronics誌により精密な物体接触検知のために触覚センサの突起接触部を複数にし、検知部の構造を高密度化した研究に関する論文が掲載されました。1点での計測では困難であった部分接触の場合や傾斜した接触の場合でも検出できるようにしたものです。3月で博士前期課程を修了した藤橋君が中心に行った研究になります。

Tomoya Fujihashi, Fumitoshi Suga, Ryoma Araki, Jyun Kido, Takashi Abe, and Masayuki Sohgawa、”Tactile Sensor with High-Density Microcantilever and Multiple PDMS Bumps for Contact Detection”, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol.32 ,No.2, pp.297-304 (2020), doi: 10.20965/jrm.2020.p0297

2020年4月17日金曜日

学生の表彰と新型コロナウイルスの影響について

書くのが遅くなりましたが、昨年度末に当グループからM2の高橋君、B4(現M1)の高橋君、佐藤君がそれぞれ下記表彰を受けました。おめでとうございます!(新型コロナウイルスの影響で表彰式が中止になったのは残念でしたが・・・)

髙橋 春暁:日本機械学会三浦賞
髙橋 佑司:日本設計工学会武藤賞、卒業研究優秀賞
佐藤 淳喜:学業成績努力賞

さて、大学の授業は4月20日から開始されますが、緊急事態宣言を受けて当面5月6日までは研究室への出席は原則禁止となりました。ゼミ、打ち合わせ等はオンラインにて可能ですが、研究活動はしばらくはできない状況です。データ整理・考察や論文執筆など自宅で可能なことを中心に行っていくことになります。共同研究先の方々におかれましては、進捗が遅れてしまうことになりますが、何卒ご容赦を頂けますと幸いです。